01.soft vinilu
02.uniflora
03.tiku
04.oscilythm
05.rapaichi
06.real babushi
07.1 3 5
08.winter sports east
09.kata shoo
10.permanent excective
11.spray work
12.fahrenheit
13.opposite opposame
14.downey-dore
15.romio become teacher
16.squid cooker
17.future boy C
18.sun tempo
19.somebody delicious
20.nowhere cyborg
電子音響ジャズの最前線コンピュータ・スープが1999年に放った傑作セカンド・アルバム(CD-Rリリースなどを経たあとのオフィシャルのセカンド)。このアルバムを聴いたヤン・イェリネックがコンピュータ・スープとの共作を熱望し、コラボレーション・アルバム『improvisations and edits tokyo, 09/26/2001』が生まれた。他にも、ポール、オヴァル、アンドリュー・ペクラー(サッド・ロケッツ)、マネキン・ラングなど、このアルバムを耳にした海外のアーティストから称賛の声が伝わってきた要注目作。
1998年11月の来日時にライブで共演をしたオヴァルことマーカス・ポップも激賞する、その“あまり主張をしない演奏”は、このアルバムで、さらにポップと言っていいような新境地にまで到達した。これまでになかったような、ビートの生成やメロディカルな展開も時折顔を覗かせる。特に1曲目「soft binilu」は、シーケンスを一切使用せず、生で演奏してきた彼らが新しいリズムを発見したことを最もよく表している。
カフェの一角などで演奏を繰り広げてきたコンピュータ・スープは、このアルバムで、さまざまなシチュエーションで聴かれるサウンドを提示してみせた。それは、リスナーの、“忘れていた何か”や“気が付かなかった何か”をゆっくりと刺激し、耳をリセットしてくれるようなサウンドとでも言うべきだろうか。テクノであり、ジャズであり、アンビエントであり、エレクトロ・アコースティックであり、そしてそのどれとも違う、ユニーク極まりないコンピュータ・スープの世界が、このアルバムで確立された。
なお、このアルバムからの2曲が、アメリカのPLUG RESEARCHのスプリット10"シリーズとしてもリリースされ、欧米でディストリビューションされた。
ジャケットは、初回限定のみ蛍光ピンクのデジパック仕様。現行は、通常プラケースのセカンド・バージョン。リリースは、soup-diskのサブ・レーベルsun out recordingsより。